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「即位礼正殿の儀」英文ニュースから英語フレーズ・単語をチェック

昨日行われた天皇陛下の即位の儀式。

世界各国の要人をはじめ、各界の著名人が参列して厳かな雰囲気の中で執り行われました。

私も夜のニュースで拝見し、即位式と夜の食事会の静けさと華やかさの対比の映像に目を奪われてしまいましたね。

そんな記念すべき今回は、イギリスのメディアBBCが報道した「即位の式典」英文ニュースから気になるフレーズと単語をチェックしていきたいと思います。

即位の儀式は「enthronement in ancient ceremony」

英文ニュースのタイトル文になりますが、そこに入れられた英語では日本語での「即位の儀式」を「enthronement in ancient ceremony」と英訳していました。

[blogcard url="https://www.bbc.com/news/world-asia-50120563"]

即位がenthronementなので、それをin ancient ceremony(古代の儀式の中で)としています。

日本語メディアの「即位礼正殿の儀」は場所を指しているので、この英文ではそこをどう訳しているのかな?と思ってみたら、また少し違った角度で表現していることを興味深く感じました。

ではいよいよ、中身の英語フレーズ&単語チェックに移っていきたいと思います。

即位を宣言した

原文では「proclaimed his ascension to the throne」です。

直訳すると

proclaim⇒宣言する

his ascension⇒彼の上昇を

to⇒~に

the throne⇒王位

となります。

「宣言する」のproclaimは動詞で語尾にedがついているので過去形

「上昇する」のascensionも、前後の意味を考えれば「即位」になるのが分かります。

「~に向けて」というニュアンスのtoがついて、その後に「王位」のthe throneで決まりです。

治世

英文では「reign」と書かれています。

前後の英文を切り取ると「The emperor began his reign」となります。

直訳すると

The emperor⇒皇帝、天皇陛下

began⇒始めた

his reigh⇒彼の治世

となります。

The emperorの「皇帝」は「天皇陛下」に置き換えます。

前にTheがついているので「唯一の」というニュアンスもあり。

「始める」はbeginですが、beganと過去形になっているので「始めた」。

最後のreighは「統治」とか「君臨」の意味がありますが、ここは「治世」としましょう。

退位

「abdication」です。

原文では「天皇陛下は御父君である先の明仁天皇陛下(現在は上皇陛下)が退位された後の5月を以て、公式に治世を始められた」と書かれています。

その中で「退位」として使われたのがabdication。

即位の宣言文

天皇陛下が即位を宣言された文章の英訳です。

英文そのままを取り上げます。

I swear that I will act according to the constitution and fulfil my responsibility as the symbol of the state and of the unity of the people

まずは文章全体の分解と直訳です。

I swear that⇒私は誓う(that以下を)

I will act⇒私は行動するだろう

according to the constition ⇒憲法に従って

and ⇒そして

(I will )fulfil my responsibility⇒私は責任を果たすだろう

as⇒~として

the symbol of the state ⇒国家の象徴

and⇒そして

the unity of the people⇒人々の団結

それぞれをつなげて直訳すると次のようになります。

憲法に従い、国家と人々の団結の象徴として責任を果たすことを誓う

実際に天皇陛下が言われた言葉は次のようになります。

「憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います」

祝辞を述べる

原文では「delivered a congratulatory address」となっています。

分解してみます。

delivered⇒伝えた、送った(語尾にedがつくので過去形)

a congratulatory address⇒祝辞

安倍首相が天皇陛下に祝辞を述べたことを説明した英文です。

deliverはどうしても「デリバリー」のイメージが強くて「配達」を想像してしまいますが、こういった公式の場面の「言葉の伝達」の意味も含まれるようです。

万歳

安部首相が天皇陛下に祝辞を述べた後、続けて行った言葉と万歳の動作です。

英文では日本語の万歳をアルファベット表記にしたものと、英語風に訳したものの2種類が書かれていました。

「Banzai!」

「long live the emperor」

前者は文字通り「万歳!」で、後者は英語風の「万歳!」になるのでしょう。

long live ~⇒~よ永遠なれ

longは文字通り「長い」で、liveも「命」「生きる」という意味です。

言葉の次に固有名詞がきて、その人や物に対して(人以外では国家や組織が多い)「~よ永遠に!」と掛け声を上げるような感じがイメージできます。

この表現は、以前に見たトム・クルーズ主演の「ワルキューレ」で主人公が最後に叫んだ言葉として印象深く残っています。

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まとめ

今回の即位の礼に参列した各国要人は、

国家元首級:70カ国

皇室・王室:20カ国

副大統領級:15カ国

首相級:20カ国

閣僚級:35カ国

になるとされています(即位礼正殿の儀-Wikipedia

これだけ大勢の要人が集まることは国内の行事ではまずなく、それぞれの方が正装された姿を見るだけでも厳かな気持ちになってしまいました。

新たに即位された天皇陛下も若々しく穏やかな雰囲気で、これからの令和日本の象徴としてふさわしい存在だなと感じます。

今回取り上げたニュース英語は、主に皇室関係で使われるものを原文からチョイスしましたが、普段使わない単語や表現が他にも多くあったので、それを読むだけでも勉強になりました。

平和で穏やかな日々が続くことを陛下と共に祈ってきたいですね。

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