英語に関することを語ります

英語にまみれる!

スポーツニュース英語

【ラグビーW杯 2019】日本の勝利を伝える英語ニュースから気になるフレーズ&単語をチェック!

日本各地で熱戦が繰り広げられているラグビーワールドカップ2019。

世界の強豪国が集う4年に一回のお祭りに、長年のファンのみならず、開催中に熱くなった私のような「にわかファン」の方も多いと思います(笑)

そんな中、わが日本は初戦のロシア、最大の脅威だったアイルランドを続けて撃破し、昨日はサモアと戦って勝利しました。

日本ラグビー史上初のワールドカップ8強入りを目指して、非常に重要な試合になったサモア戦を勝ち抜いたことで、いよいよ8強は目の前に近づいてきたと思います。

その日本の熱き戦いぶりは、海外ニュースでも多く取り上げられており、日本の躍進を驚嘆の目で見ています。

今回はそのうちの一つ、ニュージーランドのメディアから、サモア戦での日本の戦いぶりを伝えた英語ニュースの概要と、そこからのフレーズ・単語を紹介したいと思います。

スモールブロックの積み重ねが勝利への道だった!

今回取り上げた英語ニュースはニュージーランド(以後「NZ」と略します)の日刊紙「ニュージーランドヘラルド」からです。

2019 Rugby World Cup live updates: Japan v Samoa

NZといえば、世界最強のラグビーチーム「オールブラックス」を擁する国で、同スポーツへの想いはどの国よりも熱いお国柄。

そんなNZメディアからのラグビーニュースなので、他の一般メディアのスポーツ欄には見られない、ラグビーへの愛と詳細に満ちた表現が多く合って、そこが気に入って取り上げました。

特に気に入ったのは、以下の互いのチームへのフェアな見方です。

・ラグビー日本チームの勝利は「細かな守備ブロックの積み重ねと入念な準備」が大きな要因となった

・対するサモアにも、チーム事情の困難さ、資金の不十分さがあり、それが整っていれば勝利の可能性は十分にあった

日本に関しては国内メディアでも多く取り上げられていますが、サモアのチーム事情に関しては、一般的にはあまり知られていないことだと思うので、そこに「フェア」な精神を感じました。

今回紹介した英語表現は、上の視点に主眼を置いてピックアップしてみました。

ただ私自身は先ほど言った通り、W杯でハマった「にわかファン」なので、ラグビーの専門用語とか概念に詳しいわけではありません。

なので、これから紹介する英語フレーズや単語の解説の中には、ラグビー観点的におかしい箇所があるかもしれません。

どうかそのへんは「ど素人の解釈」ということで、できれば大目に見てもらえればと思います。

では始めましょうか!

キックオフ!

One step at a time

「一歩ずつ」の意味です。

英語慣用表現です。

スポーツに限らず、日本文化の真髄を表したような表現で、今回の日本チームの勝利にもそれが大きな役割を果たしたと書かれています。

次に紹介する文章にその具体的な内容が出てきますが、まずは「一歩ずつ」「着実に」。

何事も基本が大切だということですね!

Japan will be one closer to

「日本は一つ近づくだろう」の意味です。

続けて書かれた英文は「Rugby World Cup history if it beats Samoa on Saturday」となっていて、その意味は「土曜日にサモアを倒すことができれば、ラグビーワールドカップの歴史に」となっています。

後に出てくる記事では、日本の勝利を分析している英文になっているので、冒頭の文章は時系列的・文法的に「あれ?」と思うのですが、まあそこは自分の英語記事を読み解くパワーが足りないということで、軽くスルーさせてください(笑)

では表題の文章を分解してみますね。

Japan(日本は)+will be(~だろう)+one(一つ)+closer(近づく)+to(~に)

これを先ほど挙げた英文と合わせて訳せば

土曜日の試合でサモアを負かすことができれば、日本はラグビーワールドカップの歴史に一歩近づくことになるだろう

ですね。(そしてそれは実現しました!)

apperars to have taken care of ~

「~に注意を払ってきたように見える」の意味。

apear toで「~のように見える」で、take care ofは「ケアする、注意を払う」になります。

途中ではさむ「have」は直後に続く「過去分詞=動詞を変形させたもの)」と合わせることで「今この段階まで~してきた」という現在完了形を示します。

なので「注意を払ってきた」になります。

主語はJapanなので「日本は~に注意を払ってきた」

では何に「注意を払ってきた」のでしょうか?

the little things better than most

「大きなことよりも小さなことに」が直訳です。

分解してみると、

the little things(小さなこと)+better than(~よりもより良く)+most(大部分のこと)

になります。

意訳すると「他の多くのビッグプレーよりも、目だたない小さなプレーに」になるかと思います。

これを先ほどの前文と合わせると、

日本は他のどのプレーよりも、より小さなことに注意を払ってきた

ではその小さなプレーとは何でしょうか?

 growing success at the Rugby World Cup appears to be built on many small blocks

「ワールドカップでの躍進はスモールブロックによって支えられているように見えた」の意味。

原文では主語にJapan'sとなっています。

「スモールブロック」とは、恐らく守備の際のタックルやスクラムのことかと思います。

アイルランド戦や、昨夜のサモア戦でも、日本チームの重心の低い守りのタックルやスクラムが素人目にも効果的に働いていたように見えましたから。

そのことを表現したのが上記の英語表現ですね。

全文を分解してみますと、

Japan's growing success(日本の躍進)+ at(~での)+ the Rugby World Cup(ラグビーワールドカップ)+ appears to(~のように見える)+ be built on(~に基づいて、支えられて)+ many small blocks(多くのスモールブロック)

になります。

これが前述の「Japan appears to have taken care of the little things better than most」(日本は他のどのことよりも小さなことに注意を払ってきたように見える)の続きになり、その中の「小さなこと」の一つが「スモールブロック」ということになりますね。

drilling the team to~

「チームに~という教えを叩きこむ」の意味です。

drillは「穴を開ける」という意味もあり、そこから派生して「集中的に力を注ぐ」的なニュアンスの英語フレーズになるのかと思います。(軍隊用語でもあり)

英文ニュースでは「ニュージーランド出身の守備コーチ、スコット・ハンセン氏が~という教えを叩き込んだ」と書かれていました。

では分解してみます。

drilling(教えを叩きこむ)+the team(チームに)+to(~することを)

では次に何を叩き込んだのかを紹介します。

get two man to make every tackle

「全てのタックルを二人で向かわせる」の意味です。

これはテレビ中継でも解説者が同じことを語っていました。

日本チームは海外チームと比べて体格に劣るので、相手に守備タックルを行う際も2人以上で止めている、ということです。

それがまさにこの英語表現になりますね。

ここでの英語は少しポイントがあります。

get~toには「~にto以下のことをさせる、やらせる」の意味があります。

make「作る、~させる」の意味がありますが、ここでは「全てのタックルを作る」と直訳すると意味不明になるので、少し意訳して「どのタックルを行う時も」に脳内変換します。

それを直前の「get to」に組み合わせて「タックルには2人で向かわせる」になります。

個人的には赤穂浪士の討ち入りの時と、幕末で活躍した新選組が浪士相手にとった戦法と同じだなと瞬間的に想像してしまいました。

失敗が許されない戦い方には、確実に相手を仕留めるこのやり方が一番効果的なのでしょう。

特にこちらが相手より体格が劣るときにはベストなのでしょうね。

ただその分、それを効果的に動くようにするための練習が恐ろしく激しいものになるのは容易に想像できますが^^;

That'll give the smaller Japanese players a better chance of ~

「そのことが体の小さな日本選手により良いチャンスを与えるだろう」 が直訳になります。

「That」(そのこと)の部分は、前述までの「日本特有のスモールブロック」「タックルに2人で向かわせる」になります。

語法的には、

A+give+B+C+of~

で、

AはBに「of以下の~C」を与えた

になります。

特に難しい英文ではないのですが、時系列的にwillが含まれているのが「?」になりました。

「~するだろう」の意味を持つ未来形の助動詞ですが、これをこの文章で使うということは、サモア戦でのことは試合前に書いたのかな?とか、それとも今後のスコットランド戦を想像した意味も含まれているのかな?と考えてしまいましたね。

普通なら「That gaves」(与えた)とすでに終わった試合に対して「過去」の表現をするはずですから。

それとも英文記事では、こういうときの表現として決まった型になっているのでしょうかね?

では全文を分解してみます。

That(それらは)+will(~だろう)+give(与える)+smaller Japanese players(より体の小さい日本選手たちに)+a better chance of(より良い機会を)+stopping the opposition(敵を止める)

訳しますと「そのことは体格に劣る日本の選手たちに敵を食い止める良いチャンスを与えるだろう」になります。

have the preparation scheme

「きちんとした準備計画をもっている」の意味になります。

日本チームのフランカー、ピーター・ラブスカフニ選手の発言です。

schemeは「具体的な計画」で、preparationは「準備」。

それらを持ってということで「計画がある」ということ。

原文では主語にweがあるので「我々には具体的な準備計画がある」になりますね。

it doesn't matter what opposition we face

「どんな相手が来ようと問題ない」という意味です。

前述した「我々はしっかりした準備計画がある」といったフランカーのピーター選手の続きの発言になります。

これも難しい英文ではないので、分解するのみに留めます。

it doesn't matter(問題ない)+what opposition(相手が何であろうと)+we face(我々が対決する)

頼もしい言葉ですね!

In the context of

「~の状況下で、~と照らし合わせて」の意味になります。

続く単語がJapan、つまり「日本と照らし合わせて」。

サモアチームへの分析へとつながる流れになります。

以下、まとまった文章が続くので、それぞれ一つずつピックアップしていきましょう。

~ may appear like a broken machine

「~は壊れた機械のように見えるかもしれない」の意味になります。

原文のままに分解してみます。

Samoa(サモア)+may(かもしれない)+appear(に見える)+like(~のように)+a broken machine(壊れた機械)

日本と比較すると、サモアチームの動きはそれほどではないように見える、しかし・・という表現ですね。

ではどのような展開になるのでしょう?

not a fair comparison

「フェアな比較ではない」の意味。

原文では「But that's not a fair comparison」(だがそれはフェアな比較じゃない)となっています。

comparisonは「比較」

日本との単純な比較はできないよ、と主張しているわけです。

While A~、B

「Aが~である一方で、Bは」の意味です。

ではその内容を次に紹介しましょう。

Japan has the budget to

「日本は~するための予算を持っている」の意味です。

budgetが「予算」ですね。

has the budget to~で「~するための予算を持つ」です。

put such a detailed plan in place

「前に挙げたような綿密な計画を設定する」の意味です。

put~in placeで「~に設定する、配置する」です。

その内容はsuch a detailed planで「そのような綿密な計画」

スモールブロックに代表されるような「日本得意の戦略」ということですね。

constant access to their players

「選手に対する一定のアクセス」が直訳です。

この場合のaccessは文字通り「アクセス」ですが、意訳すると「選手への対応やケア、チーム戦略を実現するために必要な練習」が含まれます。

ここまでをすべてまとめて訳すと、

「日本チームには綿密な計画を設定するための予算、選手への継続した支援がある一方で」となりますね。

spread all over the world at clubs

「世界中のクラブに散らばっている」の意味です。

サモアチームの内情を説明した英文になります。

原文ではSamoa's players are  spread all over the world at clubs in Britain, France, Australia, New Zealand」となっています。

分解すると、

Samoa's players(サモアの選手たちは)+are spread(広がっている)+all over the word(世界中に)+at(~に)+clubs in Britain,France,New zealand(イギリスやフランス、ニュージーランドのクラブ)

になります。

全訳すると「サモアの選手たちはイギリスやフランス、ニュージーランドなど世界中のクラブに散らばっている」ですね。

get little time together

「一緒にいる時間が少ない」の意味です。

分解すると、

get(得る、持つ)+little time(時間が少ない)+together(一緒に)

になります。

原文では主語にThey(彼らは)とつくので、サモアチームのことを指します。

have comparatively little money to prepare

「準備するにはお金が比較的に少ない」が直訳です。

分解すると、

have(持つ)+comparatively(比較的)+little(少ない)+money(お金)+to prepare(準備するには)

になります。

原文では前に「the coaches」(コーチ陣)がつくので、全文を訳すと、

「日本と比較するとコーチ陣に準備する予算が少ない」となりますね。

スポンサーリンク

まとめ

それそれの英文を分解して解説してきました。

最後に全文の意味をまとめてみたいと思います。

・日本はサモア戦で勝つことによって、ワールドカップの歴史に一歩近づくことになるだろう

・今大会での日本チームの躍進はスモールブロックによって支えられているように見える

・コーチ陣は選手にタックルに2人で向かわせるように叩き込んだ

・それによって体格の優れた外国選手と互せるようになる

・日本には入念な準備とそれを実現する資金があるが、サモアはそうではない

・選手が世界中に散らばっているので集まって練習するのが容易ではない

最後には「こうした厳しい状況をカバーすることができれば、サモアは日本にとって厳しい相手になるだろう」と締めくくっていました。

おそらくこれは試合前に書かれた記事になるのでしょう。

試合結果も同時に掲載されていたので、試合後の文章かと思いましたが、全体をみると少し違うようです。

とにかく日本は勝てて良かった。

サモアも相当に強かったです。

両チームに栄誉あれ!

日本チームには次の試合も期待していますよ。

英語表現でも良いものがあれば、引き続きチェックしていきましょう。

半袖Tシャツ ラガーシャツ メンズ ラグビーワールドカップカンタベリー canterbury ジャパンレッドティー 桜ロゴ スポーツウェア タウンユース スポーツカジュアル 男性用 半袖シャツ ラグビー RWC2019日本大会 トップス /VCC39117-65
created by Rinker

スポンサーリンク

-スポーツニュース英語

Copyright© 英語にまみれる! , 2019 All Rights Reserved.