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【ラグビーW杯で英語学習】日本が勝利した夜!台風の被災者に捧げた思いとは

2019年10月14日

昨夜行われたラグビーワールドカップの予選最終戦「日本vsスコットランド」。

28-21という僅差で死闘を制した日本が見事に決勝トーナメントに勝ち進むことができました。

今回はそのことを報じた英文ニュースから気になったものを取り上げていこうと思います。

台風の被災者に元気を与えられたら

今回ピックアップしたインタビューでは、リーチ選手やジョセフヘッドコーチが何度も台風のことに言及しています。

試合で勝つことはもちろん重要ですが、台風19号で被害に遭った方々のこともチーム全体で考え、少しでも勇気や元気を与えられたらという思いを皆で共有していたようです。

それが強いモチベーションになって、昨晩の闘志に溢れた素晴らしい試合展開につながったのだと思います。

そんな熱い思いを語ったインタビューの一部を、英国メディア「ガーディアン」の英文記事からピックアップしてみました。

⇒Japan captain Michael Leitch says victory ‘was about more than just us

リーチ主将の発言その1

『Japan’s captain, Michael Leitch, believes the host nation can still achieve more at this Rugby World Cup and provide some comfort for the victims of Typhoon Hagibis.』

【単語・フレーズ】

beleives (that)=~を信じる

*thatは「~を」の部分の説明になります。省略されることも多いので、この英文ではそれに当たります。

achieve=成し遂げる

provide some comfort=provide(与える、提供する)some comfort(いくつかの慰め)⇒元気を与える

【全訳】

「日本のキャプテン、リーチ・マイケルは、ホスト国として今回の台風の被害者にこのワールドカップでまだできることがあり、台風の被害者に元気を与えることもできると信じている」

リーチ主将とジョセフ・ヘッドコーチの発言

『Leitch and his head coach, Jamie Joseph, revealed their players had spoken before the game about how they could help to ease the pain of those affected and said it provided extra motivation before their 28-21 win against Scotland.』

【単語・フレーズ】

revealed=明らかにする、明かす

how they could~=どうやったら彼らは~できるか

ease the pain=痛みを和らげる

those affected=those who~で「~という人々」が正確な表現。whoは省略。thoseは「~そいう人々」で、affectedは「影響を受けた」

extra motivation=extra(余分の、過大の)motivation(動機、モチベーション)から「大きなモチベーション」

【全訳】

リーチ主将とヘッドコーチのジェイミー・ジョセフ氏は、選手が試合の前に台風の被害を受けた人々をどうやって元気づけることができるかを話しており、そのことがスコットランド戦で28-21と勝利する前から彼らの大きなモチベーションになっていたと明かした。

リーチ主将の発言その2

『“We are grateful for the opportunity to inspire Japan and we showed that for 80 minutes. It’s great for Japanese rugby and rugby in Asia. For us to qualify for the quarter-finals is shifting the goalposts. We’re not coming out next week to have a good game and lose. We’re coming out to win.”』

【単語・フレーズ】

are greatful for=感謝する

inspire=鼓舞する

showed=示した

qualify=資格を与える

is shifting=移っていく

come out=出てくる

【全訳】

日本を元気づける機会をもらったことに感謝しており、そのことを80分の試合で見せることができた。日本やアジアのラグビーにとって素晴らしいことだ。チームにとって準決勝進出が新たな目標になっている。良い試合をして負けるために戦うのではなく、勝つために戦う。

ジョセフ・ヘッドコーチの発言

*チームは台風の被害者のために何かを貢献したいと考えていたと冒頭で語っています。

『I think it is important to acknowledge what went on with regards to the typhoon. When we woke up this morning nine people had been killed and 12 are still missing. We talked about that as a team. Sometimes those sorts of things can be overwhelming, but I think it came out in the mix today. A lot of people are suffering.』

【単語・フレーズ】

it is important to=~することが重要

acknowledge=認識する

what went on=何が起こっていたか(wentはgoの過去形)

with regards to=~に関しては

overwhelming=圧倒される、言葉がない

came out in the mix=come outは「出てくる」、in the mixは「混合の中で」が直訳。思い切って意訳すると「複雑な気持ちだ」

【全訳】

私が思うに、台風で何が起きたかを認識することが重要だということです。今朝起きた時に9人の方が亡くなっていて、12人が行方不明のままだということ。そのことについてチームで話し合いました。こういったことは打ちのめされがちなんですが、今日は複雑な気持ちです。でも多くの人々が犠牲になっていますから。

*overwhelmingとcame out in the mixの流れを訳すのに悩みました。「試合に勝利して嬉しいのだけど、多くの犠牲者が出ているので素直には喜べない」という意味で捉えましたが、ひょっとしたら間違えている可能性もあります。

スコットランドチームの発言

『Scotland, meanwhile, have acknowledged they could have few excuses after failing to make the knockout stages at a World Cup for only the second time. The full-back Stuart Hogg said: “I truly believed we could come here and get a victory but if I am brutally honest we got beaten by the better side.』

【単語・フレーズ】

meanwhile=一方で

acknowledged=認めた

could have few excuses=could have「~できただろう可能性」、few「ほとんどない」excuses「言い訳」⇒言い訳の余地はない

failing to=失敗する

knockout stages=決勝トーナメント

got beaten=~に打ち負かされる

the better side=優れた方に

【全訳】

一方のスコットランドは、今試合を含めてたった2回しかワールドカップの決勝トーナメントに進めなかった後も、何の言い訳もできないことを認めていた。フルバックのスチュアート・ホッグはこう語っている。「必ず勝つと信じてここまでやってきた。でも負けた。相手が自分たちよりも良かった」


以上がラグビー日本チームとスコットランドチームの試合後のインタビュー英文になります。

ニュース記事からはごく一部のみを取り上げたので、全文を読みたい方は是非チャレンジしてくださいね(かなり長いです)

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まとめ

今回は台風が重なったために試合ができるのかと危惧されましたが、天候が戻ったことと、関係者の懸命の努力で開催することができたようです。

それでもまだ被害は収まっていませんし、試合当日も犠牲者の数が増えています。

そのことについてインタビューの中でリーチ主将とジョセフ・ヘッドコーチは言及していましたし、また被害者の方のため、復興のために少しでも元気を与えたいという思いが、日本チームを奮い立たせたと思います。

対するスコットランドも伝統強豪国の名にふさわしい粘り強い試合運びで、最後はあわや逆転されるかとひやひやしました。

試合後はノーサイドの精神で、お互いを健闘を称えあう姿が見ていて心地よかったです。

日本チームは次の南アフリカ戦で頑張ってほしいですね。

英語の構成に関してはそれほど難しくなかったですが、意味を考えるのに少し悩んだ箇所がいくつかありました。

こういった簡単に見えて訳しにくいところを、スラっとできるようになるようにならないといけませんね^^;

私も英語学習をこれからも頑張っていきます。

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