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台風19号襲来の英語ニュースからフレーズ&単語チェック

毎年この時期になると多発する台風のニュースですが、今年も最大規模と言われる19号が近づいてきています。

8日の現在ではまだ南太平洋上にありますが、その進路を日本列島に向けて北上しており、週末には直撃すると予測されています。

英語ニュースでも大きく取り上げられており、日本に住む外国人や海外企業の情報源として活用されていると思われます。

今回はそんな自然災害のニュース英語から気になったフレーズや単語をチェックしていきます。

台風に関する英文ニュースからフレーズ&単語チェック!

日本で有名な英語メディア「ジャパンタイムス」からの記事です。

Extremely large typhoon draws bead on Japan, could hit main islands this weekend

すでにこのタイトル英文からして勉強になる要素が詰まっているので、まずはこれから解釈していくことにしましょう。

draw bead on

「狙いを定める」の意味です。

これは南太平洋から日本に向かってくる台風19号の進路図形が、まるで狙いを定めるように近づいてくることを表現したのでしょう。

英語の前半部分を「読み下し」てみますと、

Extremely(非常に)+ large(大きい)+ typhoon(台風)+ draws bead on(狙いを定める)+ Japan(日本)

となっています。

訳してみると「非常に大きい台風が日本に狙いを定めている」になります。

続けて後半の英文に移ります。

could hit~

「直撃する可能性が高い」という意味です。

could は「can」(~できる、可能だ)の過去形であり、推量形でもあります。

使い方の違いは以下です。

【現在】I can sing the song as good as you can.

⇒僕は君と同じくらい歌をうまく歌える

【過去】I could sing the song as good as you could.

⇒僕は君と同じくらい歌を上手く歌えた

【推量】I could sing the song as good as you can

⇒僕は君と同じくらいうまく歌を歌えるだろうさ

専門家ではないので文法の厳密な用法や意味は把握できていないのですが、自分が接してきたcanやcouldの用法の違いは上の3通りになるかなと思います。

一番上は、ごく一般的な「~できる」の意味で、英語が得意でない人でも普通に耳にしたことがある「can」ですね。

2番目の「could」は一応、文法上では学校で「過去」と習った記憶がありますが、実際に会話や英文で接した経験が少なくとも自分にはあまりありません。

どちらかというと「was able to」(~できた)の言い回しで「canの過去形」を代用しているようなイメージがありますかね。

couldの使い方で一番よく目にしてきたのが「~だろう」「~する可能性が高い」「~できたはず」的な「可能性」についての意味合いのほうが強いように感じます。

実際にこの英文でのhitも、そういう意味に当てはめたほうが意味がすっきりとおります。

もう一度タイトル英文を見てみましょう。

Extremely large typhoon draws bead on Japan, could hit main islands this weekend 

分解していきます。

Extremely large typhoon draws bead on Japan(非常に大きい台風が日本を狙っており)

could hit  main islands this weekend(今週には本州を直撃するだろう)

となります。

call for

「呼びかける」の意味です。

ニュース英文では「precaution」(警戒)と組み合わせて使われており、来るべき台風に向けての準備を促しています。

The agency called Monday for precautions(気象庁は月曜日に向けての警戒を呼び掛けた)

in anticipation of~

「~を予測して」の意味です。

前述の「気象庁は警戒を呼び掛けた」と「台風19号が本州を直撃する」の間に置かれています。

なので、意味的には「気象庁は台風19号が本州を直撃することを見越して警戒を呼び掛けた」となります。

As of

「~に関しては」の意味です。

原文では「Monday evening」が続けてきているので、「月曜の夜に関しては」となります。

move over

「移動する」の意味です。

原文では「Hagibis was moving over the Mariana Islands」となっているので「ハギビス(台風19号の名前)はマリアナ諸島に向けけて移動していた」となっています。(月曜の夜に)

was expected to

「~すると思われていた、期待されていた」の意味です。

be動詞がwasと過去形なので、今はそうではないと認識されているのでしょうか?

該当の英文と和訳です。

「The typhoon was expected to turn north」⇒「台風は北上すると思われた」

head on

「まっすぐに向かう」の意味です。

原文では「Hagibis may head on to Kyushu」となっています。

和訳すると「ハビギス(台風19号)は九州にまっすぐ向かうだろう」になります(mayは=~だろう)

lash

「激しく叩く」「降り注ぐ」の意味です。

原文では「Hagibis may head on to Kyushu, Shikoku and Honshu, lashing those areas~」となっています。

和訳すると「ハビギスは九州と四国、本州を直撃して、これらの地域に暴風雨をもたらすだろう」になります(lashを意訳しました)

forecast

「予報する」の意味です。

原文では「The storm was forecast to~」となっています。

主語が台風なで「予報する」のは人になるため、英文では「受動態」が使われています。

和訳すると「暴風雨は~と予報された」になります。

cause

「引き起こす」の意味です

原文では「cause hig waves in Okinawa」と使われています。

和訳すると「沖縄で大きな波を引き起こす」になります。

前文の「暴風雨は~と予報された」につながるので、それとつなげて「暴風雨は沖縄で大きな波を引き起こすと予報された」となります。

a risk of~

「~のリスクがある、危険がある」の意味です。

原文では「There is also a risk of storms and heavy rains」となっています。

「There is~」は「~がある、~が存在する」、「also」は「~もまた」の意味を持つので、ここでの和訳は「暴風と豪雨の危険もある」になります。

in a wide range of~

「~という広範囲で」の意味です。

原文では「in a wide range of areas from western to northern parts of the country」となっているため、和訳は「日本の西から北の広い範囲の地域を」になります。

wreak havoc

「大惨事をもたらす」の意味です。

原文では「Last month, two typhoons wreaked havoc in Japan」になっています。

和訳すると「昨月は、2つの台風が日本に大惨事をもたらしました」となります。

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まとめ

以上がニュース英語からピックアップした「台風に関する」フレーズ、単語になります。

地球規模の気象の変化がもたらすのか、環境破壊による影響なのかは分かりませんが、近年の日本で起こる自然災害の規模やレベルは年を追って増しているように感じます。

そんな時に国内にいる観光客や日本語が理解できない在留外国人にとって、災害発生時の情報の共有はまさに命綱。

来年の東京オリンピックや、外国人観光客の誘致、外国人移民の促進といった流れをみていると、今後はそういったパターンがますます増えてくると思います。

そんなときのために災害に関する英語のフレーズや単語を少しでも知っておくと、非常時のコミュニケーションに役立つのでは?

今後も災害英語をたびたび取り上げていくことにしましょう。

災害時の英語 [ デイビッド・セイン ]
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